目黒通りの壁面収納家具店     R-au-M3/ラウム

愛着あるモノに囲まれて楽しく上手に暮らそう。

本を100%頭にいれることは不可能。だからリスト化して収納するようになりました。

      2016/10/03

【IT茶人 近藤 俊太郎 氏 Part3/ 本・書籍編】

高校時代まで、本はほとんど読んだことがありません。

 

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冒頭でも、ご紹介しましたように年間500冊もの本を読まれる近藤さん。本とは、どのように関わっていらっしゃるのでしょうか。すると、まさかの驚きの事実が!

ー続いて、本についても伺っていきたいと思います。これまでに3,000~4,000冊もの大量の本を処分されたとお聞きしましたが、たくさん読むようになったのはどうしてでしょうか?

実を言うと元々、高校まではほとんど本を読んだことがありませんでした。

ーえ〜っ!本当ですか??

ハイ、積極的に読書をするという習慣は本当に全然ありませんでした。環境的に家には本がたくさんありましたが、特に本を読めと言われたこともなく、漫画は時々読んだりしていた、というくらい。

たまたま自分の通っていた高校が、3年間で本を100冊読まなくてはいけない、というプログラムを取り入れていました。国語のテストにも影響するシステムになっていたのです。逆に、本を読んでいれば確実に点が取れるようになっていました。

そのころ自分は通学に片道一時間半かかっていましたので、その時に電車の中で本を読むという習慣が身に付きました。

ー電車の中だけですか?家や他の場所では読まず?

ハイ。本当に通学の行き帰りの電車の中だけでしたね。

読んだ本をリスト化してあれば、本を手放しても必要な時に探すことができる。

 

更に、大学時代に出会った先生がまたすごい考えの先生で、本を一日一冊読みなさい。又、読んだ本を記録しなさいと言われました。感想は書かなくても良いので、どういう本を読んだのかが分かるようにデータ化しておきなさい、と言われました。そして、本は「投資」として、借りたりするのではなく、お金を払って買うべきだと。

ー今となっては、データベース化というのはイメージできますが、当時はそんなことをやっている人ってあまりいなかったんじゃないですか?

そうですね、いませんでした。当時、自分はエクセルで、タイトル・著者・出版社・発売日などを全てデータベース化していました。

ー大変なことだったと思うのですが、目的はなんだったのでしょう?

「検索性」のためです。何かを調べたいと思った時に、すぐにその情報を取り出すことができる、頭出しが出来る。その状態にしておくことが目的です。そうしておけば、本を手放しても、探し出すことが出来る。反対に、データベース化していないと、本を手放した時点で、何もなくなってしまう。

ーなるほど。ところで、一日一冊、というのは、本のジャンルは何でも良かったのですか?

ハイ、何でも良かった。活字に触れていることが大切だということでした。そんなこともあり、高校〜大学と、かなり本を読むようになり、増えていきました。そして増えたり、処分したりしていくなかで、手元にとっておきたい本が凝縮されていき、自分なりにすぐに出せるようにジャンルで分類するようになっていったのです。

ーどんな本が残ったのでしょうか? また、再読はされるほうですか?

本を読み始めるきっかけとなった高校時代の本は、全て残っています。情報として価値があるかどうかは別として、これだけは自分の原点とも言えるので記念碑的に残そうと思い、とってあります。結果として、課題図書でもあったので純文学が多い。

再読はほとんどしませんね。引用のために、手に取ることはありますが、通読はしません。でも、最近になって、改めて読んでみると新しい発見があるのでは?と思うような本は時々読むこともあります。

一時期自己啓発系の本も読んでいましたが、再現性が低い。いわゆるハウツーのような抽象性が低い本は、一切読まなくなりました。哲学書のような、抽象性があり、概念や考え方がエッセンスとして抽出されている本は残ります。あとは、建築やお茶に関する本ですね。

ー好きな作家はいますか?

小説家だと、経済小説が好きなので、山崎豊子、あとは池井戸潤、吉田修一などでしょうか。社会性もあり、経済書からだけでは得られないことも描かれていて、なおかつエンターテイメント性もあり楽しめる、というのが良いですね。

事実の羅列だけではなく、感情の部分から見えてくるものにも興味がある。最近だと、経済ではありませんが「64」などの、その時代の背景が織り込まれているノンフィクション小説も、非常に面白かった。

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本の話が面白くて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

次回は、本棚にどのように収納されているかを、お聞きしていきます。

 

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